四柱推命は、陰陽説、五行説という古代思想や干支暦と強く結びついた伝統的占術

中国の古代思想である陰陽五行説をベースとするもの

陰陽五行説とは

あらゆる現象・事物を陰と陽の二元論で説明する古代思想

例えば、地が「陰」なら天は「陽」、夜が「陰」なら昼は「陽」、女性が「陰」なら男性が「陽」となります。

この世に存在する天地万物は全て「陰」と「陽」から成り立ち、両者が相互に現れ対立した形で世界が成り立っているという教え。

人の生命は精神と肉体の結合で成り立ち、精神は「天の気」「陽」の気、肉体は「地の気」「陰」の気に当たります。

人間とは、精神と肉体の結合であり、人間の死とは精神と肉体の分離であると考えます。

陰と陽のいずれかが優れているとは考えません。

いずれかに偏ることなく、陰と陽どちらも必要で両者のバランスが取れている状態をよしとします。

五行説とは

この世のありとあらゆるものが、木・火・土・金・水 の5元素から成り立っていて、それらの相関関係によってエネルギーの流れが変化して、様々な現象・物質が生じるという思想です。

陰陽説と五行説はもともとは異なるものでしたが、紀元前350年頃に陰陽五行説として一体化され、日本には5~6世紀(古墳時代後期~飛鳥時代前期)に伝来したと考えられています。

この五行理論は木・火・土・金・水 の「五材」、農耕生活の発展、春夏秋冬という四季、太陽や月の動きから予測するようになったといわれています。

この世に生まれ来る瞬間「うぶ声」人が初めて吸う空気、外気、どんな時の気配を吸ってこの世に誕生したのか?

今世においての気、身体のバランス、運気の流れ、性格、資質、才能など、その人自身の体内や臓器の状態も決定されるといいます。

人体の五臓六腑は、木は肝臓や胆嚢、火は心臓や小腸、土は胃や脾臓、金は肺や大腸、水は腎臓や膀胱、陰陽五行に分類されます。

それぞれが体内をめぐる「気」「血」の通り道を知る事で、バランスよく活動させる、自分の弱る臓器を知ることができます。

陰陽五行学説は、自然界=春夏秋冬そのものでもあり、人の臓器・喜怒哀楽を 木・火・土・金・水 という5つの五材に分けたものです。

四柱推命とはどんな意味?

「四柱」とは、生まれた年、月、日、時刻の4つをそれぞれ柱に見立て、運命を推し量るため、四柱推命と呼びます。

生まれた時刻がわからない場合は、年、月、日 の3つから推理をします。

四柱推命では、生まれた年、月、日、時刻を最も重要なデータとしますが、使用するのは西暦ではなく干支暦になります。

現代人にはあまりなじみがないかもしれません。

干支暦を構成しているのは十干十二支になります。

人が生まれながらに持っている宿命って?身体のバランスと臓器のバランスの関係って?

生まれた年、月、日、時刻(不明でも可)をもとに明らかにしていくもので、宿命を知るために「命式」という一種のカルテを作成します。

このカルテから、天から与えられている使命や役割、また体質に関する陰陽五行の相関関係などが深く関連している事が分かる学問となっています。