思春期 2

子どもは自立に向かって成長しています。

思春期は、その最終段階でもあります。

動物の成長発達はすべてが「自立」に向かうメカニズムとプログラムによってきめられています。

例えば、馬は出産後すぐに立って歩き、数時間もすれば走れるようになります。うずらは産まれて5分後に自由に動き回れるようになっています。犬は1年で成犬になるといいます。

でも人間は、外敵から身を守る武器が「脳・脳機能」なので、十数年かかってしまいます。思春期は、人間が「子どもから大人になる期間」です

この時期から様々な変化が現れます。ママやパパは、驚いたり、嘆いたり、叱ったり、冷たくしたり放置してはいけません。

全ては、一人で生きていくための自立力を備えるための変化です。

思春期は友達や仲間を大切にし、優先するようになることが増えます。

親にとっては「子どもが変わった」「話をしなくなった」「知らない友達と付き合っている」など心配や寂しい関係が始まります。

しかしこのような変化は、人間が集団によって生存してきたことによる本能的(生理的仕組み)なメカニズムとプログラムによるものです。

他人との関係を結ぶことによって、自我の獲得、他人との良い関係づくりのスキル、社会的立場(存在感)の獲得、種の保存(繁殖力)、安全確保などの基盤づくりをしています。

ママやパパは、今までの子どもらしさがなくなり、扱いにくさを感じるようになりますが、このような子どもの変化に動揺して、過激な反応やマイナス刺激を与えないように心がけてください。

思春期を無事に乗り越えさせて、我が子に「生きる力」「健康に、幸せになる力」を与えられるママ、パパであってください。